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文庫の由来

古来より書状( 現代の手紙や状 )を受け取った際や手回りの品に和紙、 風呂敷などで包んで保管しておく小箱を文庫とよび、同類品として文箱( ふばこ )には、書状を入れたそうです。

これらは室町時代ごろから、装飾を用いて飾り物としても用いられました。 また、室町時代より反物( きもの )を包む際の紙を文庫紙などとも呼ばれました。 奈良 ・ 平安時代には 法界寺文庫、 大江文庫、 鎌倉 ・ 室町時代では 金沢文庫、 官務文庫、 江戸時代に は 、 東山御文庫 、 朝廷文庫 、 駿河文庫 、 紅葉山文庫 、 公卿文庫 、 真福寺文庫 、 林崎文庫 、 豊宮崎文庫、 不忍文庫、 三手文庫、 天満宮文庫、 天満宮文庫などは、 寺や神社などを経営するための文庫であったとされています。 明治以後は、 内閣文庫、 神宮文庫、 なども有名です。 1872年(明治5年)文部省は博物局所管のもと書籍官を設立し、 1875年頃より国内出版物に対する納本制度によって、1880年頃より書物のくら( 蔵 )として図書館と同義に用いられております。

柏原文庫、 胃山文庫、 伊藤文庫、 白井文庫、 新城文庫、 なども国立国会図書館として統合され、かつての 上野図書館 は 通称上野文庫 とも呼ばれ 、 読書人に親しまれてきましが、 1998年国立国会図書館 に 統合 されています。 日本図書館協会が 1892年に設立され、 当時 日本文庫協会とも称されていました。 継続的に出版する 図書群 を文庫本と称し、1920年代後半頃から特定の主題を持って 冊数で完結するものと、 世界のあらゆる方面の名著を集めた刊行終期がない継続出版物として現在出版され親しみが深い言葉が文庫本です。

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